こちらは、Discordの役職と関連するアクセス権限がどのように機能するかについての参考資料となります。
以下に関して解説いたします:
- 役職の色
- 役職の階層
- チャンネルの権限
パート1: 役職の色
すぐには目立たないかもしれませんが、役職タブでの振る舞いで大変役立ちます。簡単に言えば:
サーバー上のメンバーは、自分に割り当てられた様々な役職の権限を継承します。
これは権限だけでなく色にも当てはまります!こちらで簡単に違いがわかります:
たとえば「Cats」は3つの役職を割り当てられていますが、 役職の『PUBG』は役職リストの中で最上位にあり、そのため「Cats」は明るいオレンジ色(PUBG)を引き継ぎます。
「BB maker」と「Cats」は『PUBG』を除いて同じ役職を持っていますので、次に最上位である役職の青色『Overwatch』を引き継ぎます。
また、役職をドラッグしてメンバーの役職とポジションを再配置することもできます:
移動前:
移動後:
この例では、『PUBG』を『Overwatch』の上にドラッグしました。
その結果誰もがそのオレンジ色を引き継いだだけでなく、『PUBG』の位置も最初にリストされ、入れ替わっています。
まだ『Overwatch』の役職を持っていますが、リストでは下位に位置しているので、光り輝く青い名誉バッジを失います。
ユーザーのリストにも、同じように最上位に並び変えされた色が表示されます。
この場合、一部の役職で「オンラインメンバーとは別に役職メンバーを表示する」の権限を持っていますが、他のメンバーは持っていません。たとえば、ここではピンク色の役職『Rocket League』が権限を持っていません。このリストにいる各ユーザーには、それぞれ異なる最上位の役職が割り当てられています。
パート2:役職の階層
見た目がよいだけでなく、役職はユーザーに対し緻密に構造化された権限付与システムを提供し、また多層パブリックサーバー管理システムからあなたのプライベートサーバー内の信頼できる友人に至るまで、すべてを制御します。
役職の線型階層:
青紫色の矢印が最上位の役職です。
役職は線形階層に従います。簡単に言えば、トーテムポールのようにです。
あなたの役職以上のすべての役職には、名前横にロックアイコンが表示されます。
これにより、サーバー所有者は相互干渉しない別々の管理権限で複数の役職を設定できます。
階層構造を有効にするツールの例が次になります。
管理者:
これはオメガ(最終的な)役職です!
ユーザーにこの役職を与えることで、権限リストで、すべての権限が付与されます!
また、アクセス許可に関係なく、ボイスチャンネルやテキストチャネルからロックアウトされません。
非常に重い責任があります。
また、この権限を持つユーザーは階層内の役職の下にある役職に、どんな権限でも割り当てることができます。ただし、自分自身の役職およびそれより上位の役職に対しては干渉できません。
実際問題、偉大な権力には偉大な責任があるということです。割り当てには注意してください。
役職の管理:
この権限により、下位の役職を作成することができます。新しい役職を作成しその役職を編集することができます。
この役職は管理者の役職に対し2番目の地位になることに注意してください。また、ユーザーに新しい役職を割り当てたり、追加、編集などができますが、自分の役職や、高い位置にある役職を編集することはできません。
さらに、自分の下位にある役職に割り当てることができる検眼は、あなたが持っている権限のみです。つまり、たとえばあなたが他のユーザーをBANする権限を持っていなければ、残念ですが他のユーザーにBAN権限を与えることはできません。
役職の管理について覚えておかなければならないもう1つの重要な点は、複数の役職を持っている場合は、あなた自身から削除されてしまう下位の役職の権限を削除できないという点です。
役職の追加に関する重要な注意:
「@everyone」の役職は、追加されるすべての役職の基本テンプレートとしてあらかじめ設定されている機能です。
サーバーで、誰もが望むチャンネルを追加したいですか?
「@everyone」に 「チャンネル管理」を割り当てると、「@everyone」にて、他のすべての役職が作成されその権限も自動的に与えられます。
@everyoneに割り当てられた役職は、上位にある役職の割り当てにかかわらずユニバーサルなものとなります。
「新しい役職」を追加するとき(あなたがサーバーの所有者でない場合)は、一番下の位置に「役職」が追加され、@everyone役職のすぐ上に配置されますので、ご注意ください。
必要に応じて並べ替えすることができますが、自分の役職より上に入れ替えすることはできません。
BAN/キック/ニックネーム階層:
役職の並べ替え階層に関しての補足ですが、メンバーをBAN、キック、およびニックネーミングに関し特別な例外があります。
ユーザーが「メンバーをBAN/キック/ニックネームの変更」の権限を持っていても、同じ役職または自分より権限が上になる役職に対しては、「BAN/キック/ニックネームを変更」することができません。
パート3: チャンネルの権限
衣服を大量の箱に分類し詰め込むことにスリルを感じて楽しむような、そんな大変几帳面な方であれば、チャンネル名の上で右クリックして表示されるオプションメニューに役立つツールがあります。このようなショートカット操作は、「サーバー設定」内ではなく、個別のテキストチャンネル権限を設定する際に適用されます。
チャンネルを複製:
このオプションは、以前作成したことがあるチャンネルと全く同じ権限が設定されている、新しいテキストチャンネルをそのまま作成することができます。パッと完成します。
チャンネルを作成したら、その名前を変更することも特定の権限を編集することもできます。
役職限定テキストチャンネルの作成:
新しいチャンネルを作成するとき(「チャンネル管理」 の権限を持っていれば誰でも)、そのチャンネルにアクセスできる特定の役職を選択するオプションが表示されます。
役職の選択は権限メニューにおいて二つの事を意味します。
1. まず、@everyoneの”メッセージを読む”という権限がこの新しいチャンネルに拒否されます。そうすることによりこのチャンネルがアクセス不可/非表示となります。
2. すでに選択されているそれぞれの役職に対して、特別に追加することもできます。チャンネルにある「権限」の画面を開き、それぞれ設定した変更が反映されているのかどうか確認できます。 また、明確に選択された役職に対し例外を追加します。チャンネル権限スクリーンにおいて両方の変化を確認することができます。